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【高校1年生向け】高校生になって急に成績が下がる原因と対策

  • 執筆者の写真: Morimoto
    Morimoto
  • 5月2日
  • 読了時間: 4分

更新日:8月11日



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「中学では成績が良かったのに、高校に入ったら急に下がった…」

「最初はついていけてたのに、気づいたら成績が急落していた」


こんな悩みを持つ高校1年生は、実はとても多いです。私もこれまで、そういった生徒をたくさん見てきました。


実は、この「成績が急に下がる現象」は珍しいことではありません。


特に高校1年生の最初の1年は、多くの人が同じ壁にぶつかります。


でも安心してください。原因を知って、正しい対策をとれば成績は必ず回復します。この記事では、高1で成績が下がる主な原因と、その解決法を具体的にお伝えします。


【原因1】中学と高校の「勉強量・難易度」の違い



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高校では、中学の約4倍の学習量があると言われています。

授業の進度も速く、教科書のレベルもぐっと上がります。


中学までは「定期テスト前だけ頑張る」でも点が取れたかもしれませんが、高校では通用しません。


予習・復習を毎日の習慣にする必要があります。(特に復習!)


対処法は?


①授業を受けっぱなしにせず、当日中に5分でもいいので復習をする


暗記系の科目は白紙に今日学んだ内容を思い出しながら書くことで定着度を高めることができます。数学などの科目は授業内で扱った問題あるいはその類似問題を解くとよいでしょう。


次の授業の教科書やプリントにざっと目を通しておく(予習)


時間がない人は予習は軽く行いましょう。わからないものをじっくり考えても学習効果はうすいです。


③まずは「毎日30分」の学習習慣をつけることからスタートしましょう


長時間勉強することが目的になってはいけません。やることを絞ってまずは短時間の勉強からはじめてみましょう。


【原因2】完璧主義におちいってしまう



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「全部やらないと不安」「完璧に理解しないと進めない」

このような思考に縛られていませんか?


高校の勉強では、「どこを捨てて、どこに集中するか」の取捨選択が成績向上の鍵です。


対処法は?

①「優先順位」を決める。苦手な数学に時間を割き、得意な現代文は最低限に


なんでもかんでもやるのではいくら時間があっても勉強しきれません。

②「これだけは毎日やる」というミッションを一つ決める


英単語を一日5分やるなど続けられることにしましょう。


③ 暗記系は雑に。でもしっかりと向き合う


暗記系のものは一夜漬けや短期で詰め込むと1か月たったころにはほとんど忘れてしまいます。(それが普通です)


完璧に覚えようとしなくても大丈夫なので、細かな空き時間に何度も反復しましょう。結果的にそれが一番成績向上につながります。


【原因3】部活・バイトで勉強時間が確保できない



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部活やバイトで忙しくなると、勉強時間は確実に減ります。


特に高校一年生は体力的にも精神的にも余裕がなく、帰宅後はクタクタという人が多いです。


対処法は?


①通学時間、風呂上がり、寝る前など「スキマ時間」を見つけてルーティン化


すきま時間の使い方はとんでもなく大事です。特に英単語などの暗記系は何時間勉強したかではなく、何回英単語にふれて思い出したかに依存するため、すきま時間で勉強するのに向いています。


時間がない日は「1問だけ」でも問題を解く。「ゼロの日」をつくらない


くたくたで勉強するやる気が出ないという人はポモドーロ勉強法がおすすめです。25分やって5分休むとというサイクルを繰り返す単純なものですが、疲れにくくおすすめです。


③土日は復習とまとめに充てるなど、週単位で計画を立てる。


大まかでもいいですが、週単位で目標設定すると学習に取り組みやすくなります。


【原因4】勉強法が間違っている



悩む高校生


「たくさん勉強してるのに成績が下がってしまう...

そんな方は勉強方法を見直すほうがいいかもしれません。


例えば、ノートまとめにばかり時間をかけていませんか?

重要なのは「覚える」「使う」などのアウトプットです。


対処法は?

①インプットとアウトプットのバランスを取る(問題演習中心に)


アウトプットとインプットの割合は7:3〜8:2ぐらいが目安です。


②教科によって勉強法を変える(英単語は短期集中・数学は繰り返し演習など)


暗記系は電車やちょっとした待ち時間に何度も取り組むことで長期記憶に定着しやすくなります。


一方で数学は理解が伴った暗記の必要があるため、繰り返しの演習がおすすめです。


③「何をやったら点が取れるか」を先生や塾で相談するのもおすすめ


自分よりたくさん勉強してきた先輩に勉強方法を聞くのも良いでしょう。


ただ、人によって勉強方法に差があるため、鵜呑みにしすぎないようにしましょう。


最後に


成績が下がると焦りますが、大事なのは「焦らず、正しい方法で、コツコツ続けること」です。


必要なら、塾などの第三者に頼るのも有効です。一人で抱え込まず、最短ルートで改善していきましょう。


LTL SCHOOLでは札幌での個別指導や全国対応のオンライン指導を行っています。学習に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。



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