top of page

高校生になって成績が下がった!?成績がガタ落ちする原因と対処法

  • 執筆者の写真: Morimoto
    Morimoto
  • 5月2日
  • 読了時間: 5分




こんにちは、LTLスクール講師の森本です。当塾のブログをご覧いただきありがとうございます。本日の記事テーマは高校に入ったとたんに成績が下がる原因と対処法についてです。


「中学生の頃は成績が良かったのに、高校に入ったら急に成績が下がった…」

こんな悩みをもつ生徒は少なくありません。実際、高校に入って成績が下がってしまった生徒の指導を多く経験してきました。


実はこの現象、多くの高校生が体験しています。

でも安心してください。原因を知り、正しく対処すれば、成績は必ず持ち直すことができます。


この記事では、成績がガタ落ちする主な原因と、すぐに始められる改善策を具体的に紹介します。


まずはじめに伝えたいのは、「高校に入ってから成績が下がるのは、めずらしいことではない」ということ。


特に進学校に進んだ生徒の多くが、授業の難易度・スピード・要求される勉強量の違いに戸惑い、成績を落とします。


「中学では余裕だったのに…」と感じるのは当然の反応です。


【原因1】中学と高校の「勉強量・難易度」の違い





高校では、中学の約4倍の学習量があると言われています。

授業の進度も速く、教科書のレベルもぐっと上がります。


中学までは「定期テスト前だけ頑張る」でも点が取れたかもしれませんが、高校では通用しません。

予習・復習を毎日の習慣にする必要があります。(特に復習!)


対処法は?


①授業を受けっぱなしにせず、当日中に5分でもいいので復習をする


暗記系の科目は白紙に今日学んだ内容を思い出しながら書くことで定着度を高めることができます。数学などの科目は授業内で扱った問題あるいはその類似問題を解くとよいでしょう。


次の授業の教科書やプリントにざっと目を通しておく(予習)


時間がない人は予習は軽く行いましょう。わからないものをじっくり考えても学習効果はうすいです。


③まずは「毎日30分」の学習習慣をつけることからスタートしましょう


長時間勉強することが目的になってはいけません。やることを絞ってまずは短時間の勉強からはじめてみましょう。


【原因2】完璧主義におちいってしまう





「全部やらないと不安」「完璧に理解しないと進めない」

このような思考に縛られていませんか?


高校の勉強では、「どこを捨てて、どこに集中するか」の取捨選択が成績向上の鍵です。


対処法は?

①「優先順位」を決める。苦手な数学に時間を割き、得意な現代文は最低限に


なんでもかんでもやるのではいくら時間があっても勉強しきれません。

②「これだけは毎日やる」というミッションを一つ決める


英単語を一日5分やるなど続けられることにしましょう。


【原因3】部活・バイトで勉強時間が確保できない





部活やバイトで忙しくなると、勉強時間は確実に減ります。

特に高1は体力的にも精神的にも余裕がなく、帰宅後はクタクタという人が多いです。


対処法は?


①通学時間、風呂上がり、寝る前など「スキマ時間」を見つけてルーティン化


すきま時間の使い方はとんでもなく大事です。特に英単語などの暗記系は何時間勉強したかではなく、何回英単語にふれて思い出したかに依存するため、すきま時間で勉強するのに向いています。


時間がない日は「1問だけ」でも問題を解く。「ゼロの日」をつくらない


くたくたで勉強するやる気が出ないという人はポモドーロ勉強法がおすすめです。25分やって5分休むとというサイクルを繰り返す単純なものですが、疲れにくくおすすめです。


③土日は復習とまとめに充てるなど、週単位で計画を立てる。


大まかでもいいですが、週単位で目標設定すると学習に取り組みやすくなります。


【原因4】勉強法が間違っている



悩む高校生


「毎日3時間勉強してるのに、全然点数が伸びない…」

そんなときは、やり方が間違っている可能性があります。


例えば、ノートまとめにばかり時間をかけていませんか?

重要なのは「覚える」「使う」などのアウトプットです。


対処法は?

①インプットとアウトプットのバランスを取る(問題演習中心に)


アウトプットとインプットの割合は7:3〜8:2ぐらいが目安です。


②教科によって勉強法を変える(英単語は短期集中・数学は繰り返し演習など)

③「何をやったら点が取れるか」を先生や塾で相談するのもおすすめ


成績回復の第一歩は「やる気を引き出す仕組み」


やる気が出ないときは、仕組みでカバーしましょう。


・スマホを開く前に、1問解く

・「やったらカレンダーに〇をつける」など、視覚的に達成感を得る

・塾や自習室に行くなど、「環境」を変えてみる(特におすすめ)


人間の意志は弱いものです。「続けられる工夫」を入れるだけで、学習習慣が定着します。


最後に:焦らず、自分に合ったペースで


成績が下がると、不安や自己否定の気持ちが強くなりがちです。

でも大切なのは、「焦らず、正しい方法で、コツコツ取り組む」こと。


必要なら、塾などの第三者のサポートを受けるのも一つの手です。

一人で抱え込まず、最短ルートで改善することが、志望校合格への近道になります。


LTL SCHOOL では札幌での個別指導やオンラインでの個別指導(全国対応)をおこなっています。学習に不安や悩みがある方はぜひ一度ご相談ください!



bottom of page