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高校1年で数学についていけない…高校数が難しいと感じる原因と対策法

  • 執筆者の写真: Morimoto
    Morimoto
  • 3 日前
  • 読了時間: 5分
高校一年生必見  高校数学についていけない原因と対策

「高校に入ってから数学が全然わからない」


「授業のスピードが速すぎて、ノートを取るだけで精一杯」


「テスト勉強をしても点数が伸びない」


こんな悩みを抱えている高校1年生は、実はとても多いです。


特に数学は積み重ねの教科で、中学からの基礎が曖昧なまま進むと、どんどん授業についていけなくなります。


しかし安心してください。


数学が苦手になるのには必ず原因があり、その原因に合わせて正しく勉強すれば必ず挽回できます。


本記事では「高校1年で数学についていけない原因」と「今日からできる具体的な勉強法」を解説していきます。


高校1年で数学についていけなくなる4つの原因


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高校数学についていけない原因は主に4つです。


1. 中学の基礎が抜け落ちている


高校数学は「中学の数学」を土台にしています。


例えば「因数分解」「平方根」「比例・反比例」など、中学で習った内容を前提に授業が進みます。


中学数学の基礎部分や計算が曖昧だと、公式の意味やグラフの解釈が理解できず、授業のスピードに置いていかれます。


2. 授業の進度が速い


中学に比べて高校の授業は圧倒的に速いです。


1回の授業で新しい公式を導入し、そのまま応用問題まで進むこともあります。


部活や課題に追われ、復習を後回しにすると、次の授業では「先生が何を言っているのかわからない」状態になってしまいます。


3. 勉強時間と勉強法の不足


「授業を聞いているから大丈夫」と思っていても、高校数学はそれだけでは身につきません。


正しいやり方で十分な量をこなさないと、理解は定着しません。


4.完璧主義


高校数学は学ぶ範囲も広く、応用問題も多彩です。


そのため、応用問題まで完璧にしようと勉強を進めると確実に時間が足りない、あるいは十分定着しないという事態になります。


すべて完璧にしようと考えていると逆に置いて行かれることになってしますのです。



数学が苦手でもできる!効果的な勉強法5選


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1. 基礎を徹底的に固める


「基礎を徹底的に固める」


これが最も大切です。


まずは教科書の「基本問題」や配布された問題集の最初のレベル(STEP Aなど)をやり込みましょう。


「応用問題」や「章末問題」は一旦スルーでOKです。基礎が定着すれば応用力は自然についてきます。


  • 白チャート

    教科書と併用して、基礎を固めたい人向け。例題と練習問題が豊富で、着実に力をつけられます。


  • やさしい高校数学

数学が本当に苦手で、講義形式の解説が必要な人向け。図やイラストが豊富で、視覚的に理解を助けてくれます。


  • 入門問題精講

基礎から応用への橋渡しをしたい人向け。解説が丁寧で、独学でも理解しやすいのが特徴です。進研模試などで偏差値50以上ないと進めるのは難しいかもしれません


2. 中学範囲を振り返る


「平方の計算が遅い」「比例のグラフが理解できない」と感じたら、中学のワークに戻るのが近道です。


遠回りに思えても、基礎を取り戻さなければ先へ進めません。


3. 勉強は“短時間×毎日


数学はスポーツの練習に近く、毎日の積み重ねが必要です


。1日30分でもいいので毎日解く習慣をつけましょう。


週末にまとめて5時間やるよりも、実は毎日30分×7日の方が効果的です。


4. 解答を丸写しせず「過程」を残す


数学で伸びない生徒の多くは「解答を見て安心して終わり」にしてしまいます。


必ず「自分の言葉で解説をまとめる」「間違えた問題にチェックを入れて解き直す」を徹底しましょう。


5. わからない問題は先生や友達に質問


「質問するのが恥ずかしい」と思う人もいますが、わからない問題を放置すると苦手は広がる一方です。


学校の先生や友達に聞くのはもちろん、最近はYouTubeや映像授業でも丁寧な解説があります。自分に合った方法で疑問を解消しましょう。


高校数学についていけないとどうなる?放置のリスク


「数学は苦手だから文系に逃げればいいや」と思う人もいるかもしれません。


しかし、数学を放置することには以下のリスクがあります。


  • 定期テストで赤点を取り、進級に影響する

  • 共通テストで足を引っ張り、志望校の選択肢が狭まる

  • 論理的思考力を鍛える機会を失う


実際に、大学受験では私立文系でも数学を課す大学が増えています。


さらに社会に出てからもデータ活用や分析の場面で数学的思考は必要です。


高1の今だからこそ挽回できる


数学は「積み重ねの教科」なので、早めに手を打てば必ず追いつけます。


逆に「2年になってから」「受験期になってから」取り戻そうとすると膨大な量を一気にやらなければならず、大きな負担になります。



知恵袋で相談していた高校1年生のように「もう無理かも…」と感じる瞬間は誰にでもあります。


ですが、多くの先輩たちは「基礎に戻って勉強量を増やす」ことで克服してきました。


まとめ


高校1年で数学についていけないと感じるのは珍しいことではありません。


原因は主に3つ

  1. 中学の基礎不足

  2. 授業スピードの速さ

  3. 勉強量・勉強法の不足


対策は5つ

  • 基礎を徹底

  • 中学範囲に戻る

  • 短時間×毎日勉強

  • 解答の過程を大切にする

  • わからないことは質問する


「数学が苦手=自分はダメ人間」では決してありません。むしろ「ここで踏ん張れるかどうか」が、その後の受験や進路を大きく左右します。


まずは今日から、教科書の基本問題を解き直すことから始めてみましょう。一歩踏み出すだけで未来は必ず変わります。

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